最高気温が30度くらいの日が続いています。それでも朝晩は涼しくなるのが気持ち良いです。公園に散歩に行くと枯れ葉が目立つようになりました。夏休みが終わり、通常の生活に戻りましたが、交通渋滞など心配されたほどの大騒ぎは起きませんでした。
今週の話題として、昔のガイド仲間の夫婦を招待して話し込みました。8年前、ラ・セレナで皆既日食があり、世界中から観光客が詰めかけました。日本からも100名を超える人が来たので日本人ガイドが多く必要になりました。その時、彼と知り合いました。その後コンタクトが無かったのですが、先日の議員選挙で大使館に行ったとき、偶然出会ってまた連絡を取り始めたのです。拙宅で長い間、話し込みました。その偶然の出会いが楽しいですね。
スポーツはいつものように山2・マラソン2です。いつもの山登りではなく今週はマイポ渓谷に行きました。地下鉄とバスを乗り継いで2時間少しでそこの中心地サン・ホセに着きます。その後ろの丘を歩きました。昔は頂上まで登りましたが、今はもう途中で迂回します。それでも2時間以上歩きました。もちろんその街のレストランで昼食を楽しみました。マラソンは2回共10キロを走りました。なんと2回共今年のベスト記録とタイの速さした。嬉しい。いつまでこの好調が続くかな?
夕方、公園にオカリナ笛の練習に行くと私の前のベンチに男性が座り、最初から最後まで聞いていました。そしてその後、会話が始まりました。これって私はもう一人のチリ人ですね。
こうして今週も楽しい毎日を送りました。幸せです。レベルが低いですが、こうして幸せと感じられるのが嬉しいです。
(政治)
1)ボリッチ動向
今週も旅を続けています。まず太平洋のフアン・フェルナンデス島に行き、新学年の行事を見学。本土に戻って来て、暫くして彼の出身地の南米大陸最南端の町プンタ・アレナスに。そこの元競馬場を市民公園にするお祝いの儀式に参加しました。夕食は実家に行って両親と一緒に食べたのでしょう。確かに任期の最後までチリ領土を駆け巡る仕事をしました。
彼は家を買ってその改造をしていますから、それが完成するまで、3月11日以降、新しいマンションに入るらしい。そこは小さいので家具が全部入らないとか。小さな子供の面倒を奥さんと一緒に見る必要がありますから、どんな毎日になるかな?
カストとの面談で大騒ぎ
モネダ宮殿にカストを招待してゆっくり政権交代の準備をするはずでしたが、例の中国の海底ケーブル問題から話が合わず、わずか25分でカストは席を外れました。
来週の政権交代の式で二人は握手もしないのではと心配されています。内務大臣エリサルデはカストは違う考えの人と話をすることができないのだろうとコメントしました。
ボリッチはその海底ケーブル案件の詳しい事実をカストに手渡す・説明するをしなかったようです。まさか詳しいことを知らないわけはないでしょうが。しかし政権が終わる最後の期間に重要項目をネゴするのは不思議ですね。次の政権が最終決定をすることになるのに。運輸大臣がこの件に関し、国会で説明しています。
この案件の当初からアメリカ大使がクレームしていますが、彼らはスパイを使って情報を即時に手にしているのでしょうね。与党側議員からそのアメリカ大使を国外追放にしようとする声が出ているとか。勿論ボリッチは中国、カストはアメリカと手を組むのがいけないと言うことにはなりません。
ボリッチが政治・経済で中国と手を組んできたので中国がチリにいろんな部門で参入してきています。もちろん問題もあり、多くの中国商店が領収書を客に渡さないとか。これはその店が政府に税金を払わないことになるわけで、犯罪なのに取り締まりが上手く行っていないらしい??
カストにすれば3月11日以降に現行大臣(大統領を含む)が不法な動きをしていたことが見つかれば、裁判所に送り込むでしょうね。こうした事態の中、ボリッチは木曜日に夜のテレビのニュースの番組に出演し、何と長々と35分もアナウンサーと会話をしました。たまたま私はそのチャンネルを見ていたので全部見ました。カスト批判はせず、いつでも再会して話をするとしました。
ボリッチは最後の仕事として各党を集めた政治会議を実施しました、そして労働者連合CUTの総会に出席しました。そこは共産党が仕切っている組織です。
さて世論調査が行われ、前の政権と比べてボリッチはどうだったかと調べると右翼のピニェラとの比較では62%がピニェラの方が良かった、左翼のバチェレットとの比較では70%がバチェレットの方が優れていると評価しました。ボリッチは惨めな終わり方になりました。
しかし土曜日にモネダ宮殿の前に多くの人が集まり、ボリッチ同盟と言うグループですが、4年後にまた大統領としてここに戻って来てほしいとしました。新左翼グループの集まりです。ボリッチはモネダ宮殿の2回のベランダから妻・子と3人で群衆に手を振った後、下に降りて行ってマイクを使って挨拶をしました。引退後の自分の宣伝ですね。
もっとも世論調査では60%の人はボリッチに将来はないとしています。
キリスト教民主党DC
ボリッチはDCに最後の各党の談合に参加するよう誘いました。しかしDCはそれを断りました。「私たちはボリッチ政権に協力する計画でしたが政府内の新左翼が私たちを嫌ったため政権との関連は消えました、従ってボリッチ案が正しいと思えば賛成し、逆の場合は反対する姿勢を貫きました。」とコメントしています。ボリッチは新左翼ですね。
2)カスト動向
トランプに誘われて、今週マイアミに行き、米州対カルテル会議に出席しました。その席でアメリカは参加国に西洋・キリスト教を大事にしながら共同する動きをしようと訴えました。私なら何それ?と思ってしまいますが。各国が手を組んで麻薬組織などを排除しようとするわけです。まさか左翼グループを排除しようではないでしょうね。
マイアミでの記者会見で、カストは「在チリのアメリカ大使を紹介します」としました。アメリカ大使がカストに付いてアメリカに戻っていたのですね。対ボリッチとは大きな違い。もちろんトランプと並んで二人で写真を撮っています。ただその会議の合意書に彼はサインしなかったようです。まだチリ大統領になっていませんから、それにサインすると法的に問題が起きるからでしょうね。チリ共産党はその会議に参加することを批判しています。
さて11日の就任式に12か国の首脳が出席します。その他に政府高官を入れると全部で33か国の参加になります。その他にスペイン国王も来られるとか。そこでバチェレット問題があります。彼女を支援するブラジルのルラ大統領はチリに来ますからカストはその件も含めてルラと面談でしょうね。
(経済)
1)銅価格と為替
銅価格は1ポンド5.81ドルと少し安くなったので為替は1ドル908ペソとペソ安が目立つ。いやドル高になったと言うことでしょう。株式市場は大きな落ち込み、10194ポイントに。最高時から10%の下落です。もちろんそれはトランプのおかげでチリだけでなく世界共通の状況ですね。
しかしリチウムが元気いっぱいです。昨年12月1トン当たり16986ドルでしたが、2月は25080ドル。なんと50%もアップです。コデルコと組んでいるSQM(ソキミチ社)は昨年5.9億ドルの利益を出しましたが、今年は生産を12%アップしそうとか。リチウム人気がすごいです。
2)GDP
1月の数字は何とマイナス0.5%と2021年以来の最悪の数字になりました。今年度3%の予想実現は難しそうです。ガソリン価格が木曜日から20ペソほど上がりました。1リットル1200ペソほどですから、20ペソは大きくは響きませんが、毎週のように値上がりすれば市民のクレームが出るでしょう。
2025年の失業率はOECDの中で悪い方から5位とか、悲しい数字ですね。
3)物価指数
2月の物価上昇率IPCはゼロ。前月と変化なし。過去12か月では2.4%と少しづつ穏やかになっています。ただ原油価格の上昇が来月からのIPCに悪い影響を与えるだろうと予想されています。
(一般)
1)犯罪
アリカの刑務所で囚人が殺される事件が起きました。刑務所内の犯罪なんて、悲しいチリの現状ですね。一向に良くなりません。それから先年、南部のカニェテで警官3名が殺された事件で、逮捕されたマプチェ4人が終身刑になりそうです。
上院で囚人のなかで70歳以上で病気を持つ囚人は刑務所から出し自宅監理にできるとする法案が認められました。もちろんそれに反対する意見が多く出ています。この条件に合う囚人数は12000人と言われます。
2)世界女性の日
3月8日は世界で女性の権利を確認するためのデモが行われます。毎年チリでも北から南まで各地でデモがあります。サンティアゴは何と20万人と言われる女性が参加しデモしました。それでも音楽に合わせて踊るグループもいてデモ隊と言うよりカーニバルと言う雰囲気もありました。ニュースでそのデモを見ましたが、すごい人でした。幸いなことにそれを利用したグループの略奪騒ぎは起きませんでした。ボリッチはデモのグループに皆さんの権利をお守りしますとコメント。しかしこの4年間に女性の権利の確保・拡大はほとんどなかったようですが。
3)観光
夏の観光シーズンが終わりました。昨年は600万人の外国人観光客がチリを訪問したとか。前年より15%アップです。チリ人の国内旅行は2900万人だった由。
(スポーツ)
1)サッカー
国内リーグ戦の第6試合が終わり、人気3チームの成績はコロコロは首位、カトリカは5位、チリ大学は11位です。ただ今週のチリ大学の試合は明日の月曜日なので勝てば少し上がります。
2)ホッケー
女子の第16回ワールドカップの最終予選がチリで行われました。土曜日の準決勝でチリは日本と対戦し、勝利を収めて本大会参加を決定。敗れた日本は3位決定戦に出場し、それに勝てば本大会に出場になります。
以上