チリの風 その1181 2026年1月5日ー11日
落ち着かない気候のサンティアゴです。最高気温が30度を超える夏日と25度ほどの涼しい日が入れ替わります。木曜日に少し雨が降りました。公園でオカリナ笛の練習をしているとポツポツ雨が降り始め、すぐに住居に戻りました。
今日は32度まで上がりました。
妻の療法士は2回来ましたが、妻の状況は順調に回復しています。住居の周りの散歩も距離が伸びてきました。もちろん歩くとすぐに疲れますが。手術から1か月が経過したので来週に手術した医師との面談が入っています。何かの決断が出るでしょうか?
スポーツはいつもの山2・マラソン2でした。先週は交通事故で完走できなかった10キロを今週は完走しニッコリでした。もう1回は5キロでした。登山は山と丘でしたが、登山のためにいつものサン・カルロス山岳公園に行くと山火事は収まったのにまだ再発の可能性があると入山拒否でした。係員に聞きましたが、私が良く行く石碑コースとその後ろの第2展望台地区の森林はほぼ全焼と聞きました????開園したらすぐにそこに行ってみたいです。燃えつくした木を見て涙ぐむかな?ネットで写真は見ましたが。それから近くで足のやけどをした狐が見つかり治療したとか。しかしたばこの火の不始末でそれほどの大きな火事になったのですね。
土曜日のサッカー教室は、残念、中止になりました。インターナショナル・スクールの生徒は夏休みなので来なかったからのようです。
さて新しい年が明けて新年に入りましたが、昨年の流れをなんとか継続させようとがんばっています。
今週も幸せでした。
(政治)
1)ボリッチ動向
隣の州に入り、バルパライソやビーニャを訪問しました。同地区の鉄道の新しい汽車に乗って「速度が上がり快適さが良くなるなんて乗客には最高のプレゼントです」とコメントしました。
べネスエラ問題
先週から、毎日この問題がチリのテレビのニュースの中心です。
ボリッチがトランプのやっていることは世界の発展のために人類が共有してきた考えを拒否するものだ。どうして世界の国の首脳がトランプに抗議しないのかとしました。駐チリのアメリカ大使は先週はアメリカとチリの間に大きな問題は無いとしましたが、今週はボリッチの考え方をアメリカは受け入れることは出来ない。トランプを罵倒するのかと厳しい声明を出しました。確かにアメリカはベネスエラの次にキューバとメキシコに攻め込むと言う噂も出ていますね。
そのためボリッチはトランプがチリに制裁をかけてくるかもしれないとするコメントを出しています。トランプの性格を考えると誰でもそう思いますね。
トランプはそれならボリッチに何をするでしょう。
「ベネスエラの国営石油会社は以前はアメリカの民間会社のものだった。今、それを自分たちの手に戻す」としていますが、それならチリのコデルコ銅公社はどうなるでしょう。50年ほど前にアジェンデがアメリカの銅の会社を国有化しました。それを倒したピノチェット軍事政権も、その会社をアメリカに戻そうとはせず国営化を継続しました。トランプが「ボリッチは何かと俺を批判するが、それならコデルコを取り返そうか」とするかもしれませんね。軍事力ではチリはアメリカには勝てるはずはないです。 
トランプがコデルコを取り返そうとしたとき、ボリッチが、「その時ちゃんとその会社を接収する費用を払わせてもらっています」とすると、トランプは「馬鹿野郎、おれはその金額の10倍をお前たちに払う」と言うかな?
カストは自分が大統領になる3月以降ならそんな話は出るはずがないと考えるでしょうね。
さてそのベネスエラ人ですが、2024年の国勢調査でチリに住んでいる彼らの数は67万人でした。つまりチリにいる移民の42%はベネスエラ人です。彼らがチリに入ったのは2017年から2019年の3年間に何とベネスエラ移民のほぼ半数の48%が入国したとか。そのうち21万人はチリの年金システムに加入しています。今回の騒動に関し、すぐにでも母国に帰りたい、様子を見てから帰る、このままチリに住む付きたいがほぼ3分の1づつとか。政府の予想で60%のベネスエラ人が母国に帰るとチリの労働人口が3%減少すると言われます。
チリとベネスエラの比較ですが、2023年にチリは輸出は940億ドルでした。輸入は850億ドル、一方ベネスエラは輸出は76億ドル、輸入は100億ドルです。一桁違いますね。
さてチリ人とベネスエラ人ですが、同じ人種です。日本におられる方は理解できないかもしれませんが。チリの人口の約10%が先住民の子孫です。ベネスエラの場合、詳しい数字は知りませんが恐らく似たような数字でしょう。その先住民はチリとベネスエラでは異なりますが、90%の人口を占める移民は欧州のスペイン・イタリアなどから来ており、それはチリでもベネスエラでも同じです。つまり人種は同じになります。それからチリもベネスエラも同じスペイン語を使っています。細かい点では相違がありますが、それは東北弁と関西弁と言った違いです。
ベネスエラの件ですが、
元ベネスエラ軍のオヘダが反政府運動家として24年にチリで殺されましたが、それはマドゥロの指示で行われたとしてチリ検察の捜査が続いています。そのチリ側が持つ情報をアメリカに送り、彼の裁判の中で検討することになりそうです。
私がトランプ批判を続けると、藤尾さん、世界の動きが分かっていませんねと言われるかもしれませんね。トランプのやっていることは世界の新しい動きの一つで、今までの人権とか平等などは古い考えになるのですよ・・・しかしトランプのやっているのは勝てば官軍スタイルで昔からあるやりかたです。彼がその動きを続ければ第3次世界大戦が起きることになるのでは?
国連総長の職にボリッチはバチェレットを推薦していたのですが、いまだに正式に登録できません。外務省が結論を出さないのですが、政府内で彼女が以前にその役をしていた時、ベネスエラなどの左翼の国に必要以上の援助をしたと見られたとか、現在はチリ政府が彼女を推してもカストはどう出るか分かりませんから、今、彼女をチリ政府が公認して後で取り消されたらメンツがないでしょうか。困難な状況ですね。
ボリッチの他の動向です。
新最高裁長官
グロリア・チェベシッチが女性で初めて長官に就任しました。ボリッチはモネダ宮殿で彼女を励ましました。
優秀学生41人招待
全国統一大学入試が終わり、その試験でトップの成績を収めた41名の学生をモネダ宮殿に招待し、褒めました。今週、その結果を手にして高校生は大学と入学手続きをします。首位クラスの人はどこの大学・学部でも入れますが、中より下のクラスは他の学生の点数と競争して最後が決まります。
消防団訪問
山火事が継続していますが、ボリッチはその航空消防団を訪問し、頑張ってくださいと依頼しました。
大使交替
駐ニュージーランドのチリ大使パカラチが今月末でその職から外れることになりました。彼女は父がラパヌイ人、母がチリ人です。今回、ラパヌイ人はもっと独自の道を歩けるようにしようとするコメントをしたので議会でそうした人間を大使にするのはどうかと批判が上がり、外務省がそれを受け彼女を外したもの。ただボリッチは彼女を外務省の幹部職員に置いておくつもりの様です。もちろん3月にカストが彼女をどう扱うかは分かりません。
「ラパヌイをラパヌイ人の手に」となればチリ南部をマプチェの手にと言うことになりますからね。
2)カスト動向
ペルーを訪問して同国大統領と面談。不法移民のコントロールなどについて話し合ったのでしょうね。
3月の新政権のベースになる大臣の名前が挙がっています。財務大臣はキロスになるとか。すでに数人の名前が確認されています。来週あたりに全員の名前が発表されるとか。
カストは機会があると現政権の違いをコメントしますが、それはボリッチ批判と見られています。当然ですね。
(経済)
1)銅価格と為替 
銅の価格は1ポンド5.9ドルで終わりましたが、週日に6.02ドルまで上がり新記録。為替はドル897ペソと久しぶりに800ペソ台になりました。ペソ高が継続です。円安と全く違いますね。そして株式市場IPSAは10968ポイントまで上がり過去最高でした。どうして過去最高が継続するのでしょうか?
2)物価上昇率IPC
12月の数字が発表されました。何とマイナス0.2%で1年で3.5%となりました。まぁまぁですね。
統計で貧困層と言われる層が2022年は6.5%だったのですが、2024年にそれが4.9%に減少しました。少なくなったのは60万人とか。
高速道路の通行費が1月から上がりました。68号線の場合、一般車両は2700ペソ。軽4貨物車は4000ペソです。
新車の販売は昨年は31万台で前年対比2.7%の上昇でした。
3)最低賃金
2025年の最低賃金の比較ですが、アメリカは1257ドルでした。ラテンアメリカではコスタリカが1186ドル、チリが1138ドルでした。
ブラジル・アルゼンチンはチリの半分ほどです。中国はそれより低くチリの半分以下です。
ところでベネスエラは何と2ドルでただ働きのようです。
(一般)
1)山火事
サンティアゴ一番人気のある観光地の一つサン・クリストバルの丘で山火事が起きました。
現在までに全国で2443件の火事が起き、13413ヘクタールが燃えました。
全国、すべての州で火事が起きています。燃えた面積が一番多いのは首都圏です。その中で一番ひどかったのは1000ヘクタールを超えたサン・カルロス山岳公園です。
2)犯罪
北部にあるイキケのフリーゾーンで中国マフィアの事件が起きました。そこで何かの商売をしようとする組織に嘘の情報を渡し騙し取るのですね。なんでも400人も
騙されてその被害額は2億ドルになるとか。被害者にアメリカ人が多いとされました。多くの中国人とチリ人の合計39名がこの事件で逮捕されました。しかし中国人マフィアがチリで目立ちますね。
いつも出てくるサンティアゴのメイグ地区で発砲事件が起き死傷者が出ました。
最大の不法住民がいる隣州のサン・アントニオ地区で明日から住居の崩壊作業が始まります。先ず2000家族の家とか。順調に進むでしょうか、暴力事件が起こるでしょうか、裁判所に訴えが出てまた延期になるでしょうか?今日のテレビのニュースで心配する住民の話が出ました。
3)労働組合
チリの労働組合連合CUTは共産党が中心になって活動していますが、今週、刑務所の組合と手を組んで刑務所正常化を図るよう政府に訴えました。3月以降、毎月・毎週同じようなデモが起きるでしょう。
以上

 

チリの風 その1180 2025年12月29日ー26年1月4日
新年ですね。チリでは日本と違って大晦日に大騒ぎをします。私の住居の前の大きな公園に何千人もの人が集まります。音楽祭があって12時から打ち上げ花火です。
近くのカランの丘から花火が上がります。私は毎年それを見に行っていましたが、今年は火事の心配からそれが中止になり、音楽だけでした。それで外出せずに同じマンションの友人を招待して夕食会をしました。翌朝、公園のそばを歩いたら大勢の職員がゴミ掃除をしていました。
最高気温35度の日が続いた真夏のサンティアゴです。週末はそれが最高30度まで下がりましたが、暑いです。もっとも朝晩は15度ですから快適です。
妻のケースですが、看護婦さんはもう来ていませんが、療法士の訪問は継続です。彼女は先週は2本の杖を使っていましたが、今週からそれが1本になりました。進歩しています。さぁ来週はどうかな。
スポーツは山2.マラソン3でした。
マラソンは10K目指して気合を入れて走り始めました。順調に進み6キロを超えた所で車が止まっていました。その後ろを通り抜けようとすると車が急に動き出し、歩道を走っていた私と衝突しました。運転手が周りを見ていなかったわけです。派手な怪我は無かったので運転手の名前・車のナンバーなどは聞かなかったけど、駅の近くまで連れて行ってもらいました。予想が当たって、病院も行かずに良くなりました。それで10キロは行けないけどその後に2度マラソン練習をしました。しかし半年で交通事故2回です。運が悪いですね。
山は火事で登山が出来なかったので、2回とも丘歩きでした。
今週はメールでたくさんの友人と年賀状のやり取りをしました。若いとき元気だったのに年を取ると心身ともに衰えてくる人が多いですね。私は何時まで今のレベルが続くかな?
こうして今週も幸せでした。
 
(政治)
1)ボリッチ動向
今週の最大の話題はアメリカのベネスエラ侵攻でしょうね。トランプの好きなようにアメリカが他国に侵略するのが認められるのが不思議です。ボリッチは承認できる行動ではないとテレビのカメラの前ではっきりコメントしています。もちろんベネスエラファンクラブのチリ共産党はアメリカの犯罪行為は認められないとしています。
トランプの暴行を国連で議論してほしい、また人権裁判所などに訴えてトランプの考えを裁く必要があると私は思いますが。
アメリカ大使のコメントですが、これはチリとアメリカの関係に大きな影響はないとしています。もちろんその真意はボリッチは毎回トランプを批判するが、3月からの新政権はそれとは全く違った動きをするだろうでしょう。
土曜日の未明にアメリカ軍のベネスエラ侵略が始まりましたが、その日、一日中テレビのニュースはそれを取り上げました。山火事問題などなかったかのように。
それから政治関連ですが、チリに着任した新イスラエル大使とモネダ宮殿で会いました。ボリッチはイスラエルのパレスティナ攻撃を批判していますから、新大使との面談はあまり喜ばしいものではなかったでしょうね。その大使はイスラエルの状況は明らかによくなってきているとコメントしました。
その他のボリッチの動きはいつものようでした。2025年度の文化賞の授与式で芸術・科学関係者を前に皆さんはチリの誇りですとしました。
2025年に市民は「変化を願った。もっと安全な毎日が送れる環境、不正・汚職のない社会にしたい」とした。これは私が言っているのではありません。日曜の新聞の社説です。はっきりボリッチは役に立っていないとしているわけです。あと2か月の政権です。
厚生大臣の母親が入院して手術
病院に手術を待つ患者が長い列をしているわけですが、厚生大臣の母親は救急病棟に入り、その日のうちに手術をしました。こうした不正は許せないとし、野党側議員から同大臣の交替を訴える声が出ました。もっともボリッチは何もしていませんが。
ニュージーランドのチリ大使パカラチがイースター島の住民にもっと権利を与えましょうと発言しました。左翼議員がその大使を辞任させようとしています。左翼系は先住民を援助するのではなかったかな?その島を勝手に自分たちの領土だとチリ政府が発表したのですが。
2)カスト動向
アルゼンチン・エクアドルに続いて今回はペルーを訪問します。
そしてあと2週間に迫った新内閣の発表の準備に追われているようです。大統領選挙に右翼側の候補者になったカイセルを大臣にするようです。
そうした元気な動きとは逆に先の選挙で、最低投票受領率5%、議員数4名に届かなかった8つの党が廃党の危機に面しています。右翼のエボポリ党など私は投票したことがありますが。
(経済)
1)銅価格と為替
銅価格は1ポンド5.72ドルでしたが、週の途中5.88ドルまで上がり、また新記録です。為替は1ドル907ペソとペソ高維持です。株式市場IPSAは10481ポイントで終えましたが、途中10521ポイントになった日もあり過去最高を記録しました。
なんだか毎週、新記録となっていますが、いつまでこの好調が続くのでしょう?
昨年の数字ですが、為替は1ドル1000ペソくらいで始まり900ペソで終えました。ペソ高が確認されました、銅価格は43%の上昇でした。しかしもっと素晴らしかったのは銀と金です。銀は150%、金は65%アップでした。そしてチリの株式市場は57%のアップでした。じゃ、何に投資をしても大きな利益が出るの?と言われますね。今年はどうでしょうか? 
ガソリン価格が木曜日から大幅値下げです。
2)GDP
中銀発表の数字ですが、1-11月の合計は2.3%でした。財務省予定の1年で2.5%になるためには12月は3.8%アップが必要ですが、無理でしょうね。
(一般)
1)年末年始
チリ全土で打ち上げ花火大会がありました。
一番有名なのはビーニャとバルパライソの沖で行われる花火大会でサンティアゴから大量の車が出て行きました。そして海の間際の道に車を止め、花火を見ながら食べたり飲んだりするわけです。
サンティアゴは中心部のエンテル塔の花火大会に会場に35万人、そしてその外に50万人が集まったとか。12時からの打ち上げ花火は20分続き28000発の花火が上がったらしい。それを最後まで見て、その後、酒を飲んで仲間と新年のお祭りをするわけです。ゴミの量が120トンもあったとか。その量は異常ですね。その晩、地下鉄は特別に夜中の1時半まで運行されました。
全国で149件の交通事故があり12人が死亡しました。35人が飲酒運転で逮捕されました。
首都圏から南に向かう幹線道路の5号線が山火事で通行不能になり多くの車が動けず、一夜を明かしました。
2)火事
南部のニュブレ・アラウカニアそしてラゴスの3州で山火事が継続です。
それから首都圏のあちこちに火事が起きています。先週、登山教室で行ったサン・カルロス山岳公園は山火事で入山出来なくなっています。1000ヘクタールも燃えています。それで今週は登山は不可能。来週は行けるかな?
悲しい出来事はその消防に当たっていた消防員が死亡したことです。暑い気温に消防服を着て、厳しい仕事を続けていると体調が悪くなり、それでも仕事を止められなかったので限界を越えて死亡してしまったとか。厳しい。
3)犯罪
12月の途中までの数字ですが殺人事件が54件あり、2万人近く逮捕されました。それは前年対比9%アップとか。自慢できることではありません。
火曜日にサンティアゴの中心道路アラメダでデモがあり、車両の走行が止まりました。貧困層のグループが自分たちにも家をよこせと要求しました。
これが3月にカスト政権になったら日常化する抗議運動だと思います。そのデモ隊は新左翼系でした。違法なデモは取り締まる必要がありますが、ボリッチは何もしませんね。
土曜日に中央駅地区などでベネスエラ人のグループが国旗をもって集まり母国の情勢を喜びました。すごい数でした。テレビのニュースでもう10年間も子供に会っていませんが、これで母国に帰る可能性が出てきましたと喜んでいました。その集まりのあった場所がゴミの山になっていたとか。チリ人もベネスエラ人も同じですね。
私の住むビルの守衛の一人や妻の看護婦もベネスエラ人です。彼らはチリの中にどこにでもいます。
以上

 

チリの風 その1179 2025年12月22日ー28日 その2
すがすがしい夏の日が続くサンティアゴです。最高気温が30度になっても朝晩は涼しいですから、気持ちの良い夏と言えます。
クリスマスが来ました。チリではその日は祝日で商店はすべて閉まります。前日にスパーマーケットに行くと多くの客がいて支払いにいつもの倍以上の時間がかかりました。 チリのクリスマスは宗教行事と言うより商業行事で、百貨店やその周りの商店の売り上げは記録的だったようです。そしてその日、サンティアゴの気温は34.5度まで上がり過去25年で2番目の高い気温でした。
手術をした妻の症状が少しづつ良くなり、4本足の杖をついていたのが、普通の杖を左右の手に使うようになりました。療法士の見方では手術後一か月で杖を使わなくても歩けるようになるとか。歩く練習の他にいろんな足の運動も続けています。2週間来てもらった看護婦さんの仕事も終わり、これからは私が彼女のお手伝いをします。何とか通常生活に戻れそうです。
それに引きずられ、私の一週間も少し変化しましたが、それでもスポーツは山2・マラソン2でした。土曜日の登山教室は約10名の参加者で第3展望台に行きました。その中に日本から来られた中年女性2名がいましたが、彼女たちは全く問題なく3時間コースを歩きました。登山に性別・年齢は関係ないのですね。素晴らしい。
マラソンは、いかん、10キロを一回も走れませんでした。来週まで待ちます。
家屋税の払い戻しの件で、区役所の事務所に行って登録し、来年3月に10万ペソ以上の払い戻しがもらえそう。良かった。
来週も計画がいくつも入っているので楽しく過ごせそうです。
中高年の私が外国のチリに住んでもこうして毎日何かすることがあるのは幸せです。幸運に感謝します。
(政治)
1)ボリッチ動向
マヌエル・ブストス賞の授与式に参加しました。労働組合運動をしたブストスを讃える運動ですね。
それから首都圏のプエンテ・アルトで市民と朝食会を開きそれに参加しました。皆さんの家庭が発展するようこの4年間、努力しましたとコメント。
団結法の提案
ボリッチは現在の政府関係者・公務員が来年3月以降も同じ職場で働けるよう新法案を作り、カストが解雇できないようにする法案を提案しました。右翼は反対していますが。政府高官はともかく普通の公務員は首にならないのが当然でしょうが、カストの嫌う省庁が廃止になると職場がなくなります。
2)大統領選挙
選挙に勝ったカストは今週先ず元大統領のバチェレットと面談しました。いろんな分野で彼女は私より知識を持っているとコメントしました。国連総長の件については来年3月に結論を出すとしました。
その後エクアドルを訪問し、同国大統領と面談しました。南米の右翼政権の連盟を訴えたのでしょうね。
チリ人で政治に詳しい人と話をしましたが、その人は来年3月になってもチリに大きな変化は出ないだろうとコメントしました。それはカストは軍事政権のピノチェットを崇拝しているが、そうした極右思想はあってもそれを確実に実施していく能力は無いとするわけです。つまり彼は口先男になるか、すべての公約を実現していく有能大統領になるのかが3か月後に分かります。
世論調査ではこの先チリは良くなると考えるのが61%になり、数年前の社会騒乱以降で最高の数字とか。
負けた共産党は党会議を開き、党員ハラは全力を尽くしたが、ボリッチ政権がパッとしないことが市民の考えに影響しカストに負けてしまったとしました。しかしボリッチ政権を支えているのが共産党でハラは労働大臣だったし、その他にも同党から大臣は出ています。ボリッチを批判するなら自己批判が必要不可欠ですね。私たちの力が足りなかったからボリッチに迷惑をかけたと。共産党は3月からのカスト政権にすべての項目で全面対決しようと左翼グループに呼び掛けていますが、社会党などは自分たちの考えと違えば反対するが、似たようなことには賛成するとしています。
新聞の社説に左翼陣営は市民の考えの変化を良く分析できていないと書かれました。少し前の新憲法設立で否決が大多数だったのはその証拠だとしています。
その頃の話ですが、ピニェラ政権の後期に左翼のデモが始まり、「金持ちのお前たちの好きなようにはさせない」としました。それでチリで予定されていた国際会議が他国に移されました。その100万人デモが左翼に力を与え、大統領選挙でボリッチがカストに勝ったわけです。しかしボリッチ政権がパッとしなかったことから市民の左翼離れが起きたと言うわけです。
(経済)
1)銅価格と為替
銅価格は1ポンド5.85ドルと新記録。同じように上昇している銀市場がかなり荒れてきましたから、銅もこの先どう出るかな?需要・供給から市場が動くのではなく投資として売買されているのですね。この状況でチリの銅山で13の新鉱山計画があり来年度に148億ドルの投資になりそうとか。
同じようにリチウムですが、今年の6月にトン当たり8342ドルまで下がりましたが、年末になって15920ドルまで上がっています。年平均価格は10438ドルですが、これは過去10年で最低とか。今週、コデルコ銅公社とソキミチ社の間で合意に達し、2060年までアタカマ砂漠に両社共同経営のリチウム鉱山がオープンします。
為替は1ドル906ペソとこの1年で最高のペソ高になりました。株式市場IPSAも10449ポイントと新記録。ボリッチが素晴らしいお土産をカストに残しますね。
2)物価上昇率IPC
12月のIPCは0%とマイナス0.2%の間が予想され、今年1年では3.5-3.6%が見込まれています。予想された数字でした。
(一般)
1)犯罪首都圏
ペニャロレン区で予算の不正使用が行われたと前区長レイタロが16百万ペソの不正使用で調べられています。彼女は現在は政府の安全省の幹部です。
先日、右翼のビタクラ元区長が有罪になりましたが、右も左も怪しいのが多いのは現実ですね。
モンサルべに14年の求刑が出そうです。ボリッチ側近の政府高官だった彼が性犯罪で裁判になっていますが、有罪判決が出そうです。もちろん犯人がどんな仕事をしていたかではなく有罪になれば刑務所に入るのは当然ですね。
裁判官3名が過去2年間で追放処分になっていますが、検察官・裁判官は全く怪しいことは無いと言うイメージは消えましたね。
刑務官47名と一般市民24名が刑務所内での犯罪行為で裁判になっていますが、それをこの先どうやって防ぐか政府の対応が注目されます。
それからいつも話題になるメイグ地区で、一人の日本人が襲われパスポートや財布を奪われたとか。これは日本大使館から来た知らせです。
2)山火事
もうこれから毎週、このニュースが出そうです。南部のニュブレ州で1200ヘクタールの山が燃えました。首都圏でも火事が出ています。
そしてそれに関連して一人が逮捕されました。放火ですね。なんでも最近の山火事の99%は放火・失火だとされています。この数字が正しいかどうかわかりませんが自然発火が起きにくいところに火事が起きているのですね。逮捕されたのは自分の土地でゴミを燃やし始め、それが火事になったとか。
来週の最高気温は首都圏は毎日35度ほどと予想されています。その南部も似たようなもの。つまり山火事の発生の可能性はまだまだ上がりそうです。
消防車に攻撃が掛けられた事件が起きました。消火せずにもっと燃えさせろとするのでしょうか?
3)天文関係
ナサと言うとアメリカの天文関係の有名な組織ですが、そのチリ版(ナサチリ)を用意する動きが出ています。チリも天文関係で世界のレベルになれるでしょうか?
(スポーツ)
1)サッカー
チリ代表の成績ですが、公式試合の結果は2000年は勝率33.3%でした。それが上がりはじめ2009年には70.8%になりました。そしてその後に上下の動きがありましたが、2013年に最高の数字76.1%が出ました。その後は落ち放題で、昨年は22.2%。そしてなんと今年は11.1%。もうこれ以上は下がれないでしょう。
以上

 

チリの風 その1178 2025年12月15日-21日

週の始めは夏の雰囲気でした。例えば火曜日の最高気温は35度だったサンティアゴですが、週末は少し涼しくなりました。土曜日の最高気温は26度でした。
夏至が来ました。朝、目が覚めると外は明るいし、夜は涼しくなってからもまだ明るいです。
月曜日、妻が退院し、自宅治療が始まりました。最初は看護婦さんが24時間、彼女のそばにいました。今は土曜・日曜日を含め12時間勤務です。そして二日に一度療法士が来て、彼女に歩行の仕方を教えます。もちろん私も4本足の杖を使って歩く彼女に付き合って廊下の散歩をしています。毎日少しづつ歩く距離・速度が上がっています。いつかまた普通に歩けるようになるでしょう。
彼女を見舞いに数名の方がこられました。それから息子が仕事でチリに来て、私に挨拶に来ました。
私のスポーツはマラソン2・登山2でした。少しいつもと違うのは山は2回共近くの2か所の丘歩きでした。どちらも1時間半のコースです。登っていくのは平地歩きよりきついですが、上から見る景色が喜びをくれます。まだ歩けるぞと思いながら進みます。それからマラソンは2回走りましたが、2回共10Kでした。今年初めての事です???。そして、先週より1分早くニッコリ。
地下鉄に乗っていると知らない女性が近づいてきて「あなたは藤尾さんですか?」と聞きました。私は一瞬緊張しましたが、はいそうですと回答。するとその人はあなたが私の直接の上司でしたと。私の悪い記憶力では彼女のイメージはありませんでしたが、聞いてみると30年ほど前、日本の商社で働いているとき、私と10年超も働いた秘書だったことが分かりました。世の中狭いですね。
日本の年金を受領しましたが、円安とペソ高で前回より10%近い額が減少しました。いやはや。
こうして今週も忙しい楽しい毎日が続きました。日本に住んでも外国に住んでも幸せになれますね。
(政治)
1)ボリッチ動向
 選挙が終わってすぐにテレビのカメラを前に彼は演説し、公正な選挙が行われ、新大統領が選ばれることにチリ人である誇りを感じるとしました。
 月曜日にカストをモネダ宮殿に招待し、あちこち見せました。4年前にピニェラがボリッチを案内したのと同じです。
 そして首都圏レンカ区の新しい公園の開園式に参加して、子供と一緒に公園で遊びました。彼の得意の分野ですね。
 私服警察PDIの学院卒業式に参加して、卒業生を励ましました。
2)大統領選挙
わずか1週間前の事なのに大統領選挙はずっと前の事のように思います。緊張・興奮のない選挙でしたから。
新大統領カストは火曜日に直ちにアルゼンチンに飛び、仲間のミレイ大統領と面談しました。
そしてトランプがカストの当選を祝福しました。これはアルゼンチンだけでなくチリもトランプ・グループに入るシンボルですね。
彼の勝利を受けてベネスエラのマドゥロはベネスエラ人に手を出さないように警告しました。何か起これば私たちはチリと対決すると言うわけです。トランプがカリブで
好き勝手なことをしていますが、同じようなことをマドゥロも言うわけですね。チリでもっとも彼を応援してきたのはチリ共産党ですが、それがこの選挙で大敗北をしたため、チリは敵国になってしまったようです。
カストは来年1月15日から新政権の人事を発表するとしています。企業への免税をすると言われますから、財務大臣が最注目されますね。それから選挙運動で市民の安全を取り上げてきましたから安全省の改善は最重要項目になります。その大臣の候補者に今回の選挙の候補者だったカイセルの名があがっています。決選投票に私の応援をすれば君を政府の中枢にすると約束したのでしょうか。
彼が当選してから、彼の日常の動きも入れて政治関連のニュースが増えています。彼がどんな政府を作るか市民に興味があるのです。それをマスコミが取り上げているわけです。日本で石破から高市に首相が変わったとき、マスコミが大きく動いたのと似ていますね。高市政策が日本の将来にプラスになるかどうかは分かりませんが。カストもチリをどう動かすでしょうか。
さて彼が当選して最初の週で、ボリッチと衝突が起きました。それは女性省大臣が、カストの共和党は女性を大事にすると言う考えが見えないとコメントしたからです。カスト側は、「女性だけの権利はない。男性も女性も同じ人間として同じ権利を持つのだ」と反論し、軽くあしらいました。
カストにとっては3回目の大統領選挙でした。彼はピノチェット軍事政権を讃える極右候補です。第2次大戦後、ドイツから移民してきた男性が、彼の父親になったわけですが、ナチがドイツで犯罪を犯したとは考えないようです。
前回の選挙でカストはボリッチと対決しました。私はボリッチが素晴らしいとは思いませんでしたが、カストの極右が嫌いなのでボリッチに投票しました。じゃ今回も同じですかと聞かれると、今回彼と対決した女性候補者ハラは人間的にはカストより信用できると思われましたが、共産党ですから、投票する気にはなりませんでした。
軍事政権継続可否の選挙から、今回の選挙まですべての選挙で私の投票した方が選ばれています。100%です。つまり右でも左でも入れると言う層が、チリには数%あって、それが左右政権交代の理由になるわけです。誰かの推定では次期の大統領選挙はボリッチ対パリシになるそうですが、その時はパリシに入れます。
今週の彼の動きで目立ったのはアルゼンチン訪問と、就任後の住居にモネダ宮殿を使用するとしたこと(これはまだ未決定とも言われます)、そして国連総長にバチェレットを推薦してきたボリッチと違いバチェレットの件はチリにとってどうすればベストか考えたいとしました。
彼は明日の月曜日にエクアドルを訪問しノボア大統領と面談するとか。南米右翼政権連合の動きですね。トランプが喜んでいるでしょう。
与党側の会議で、ハラの敗戦はボリッチにあるとする声が共産党側から出ました。私はボリッチではなく共産党にあると思います。
今まで左翼中道として社会党・そこから分かれたPPD党、そしてキリスト教民主党DCの3党が政権を握っていたのですが、彼らが人気を失い、左翼として
新左翼・共産党が伸び、そこからボリッチ政権が誕生しました。今回の大敗ですが、左右の対決でこれほどの大差がついたのは初めてです。左翼の落ち込みが確認されましたが、何もしなければ将来もないのは明白です。社会党の女性党首は厳しい自己批判をすべきですが、全くしません。それでカスト政権が始まれば左翼の一部が、新左翼と共産党ですが、数年前の社会騒乱時と同じく暴力デモを起こすだろうと私は想像します。つまりこうした事件が左翼の連携を生み出すからで、とにかく事件を起こそうと考えるでしょう。将来のチリの左翼は新左翼・共産党グループになりそうです。
最高裁のトップに女性のグロリア・チェベシチが選ばれました。最高裁の200年の歴史で初めての事です。しかし先日に裁判官の不祥事が明らかになり、裁判所もあまり信じられないと言う気がします。
(経済)
1)銅価格と為替
銅価格は1ポンド5.37ドルとまた新記録。為替は1ドル915ペソとペソ高です。株式市場は10315ポイントと先週ほどではありませんが、高値安定です。
ガソリン価格ですが、93オクタン1249ペソ、1年前は1261ペソですから。ほとんど同じです。2022年から大きな動きはありません。
2)GDP
中銀の発表で、今年の数字は2.4%、来年度は2-3%が予想されるとか。大きな動きは無いですと言うことですね。
銅の値段が高値安定ならチリ経済にとって最高のプレゼントですが。
さてJPモルガンの発表ではチリ国の危険度は、確実に減少しており、今年度は過去18年間で最低のレベルとされています。安全性が上昇ですね。素晴らしい。
(一般)
1)犯罪
刑務所の職員(刑務官)が47名逮捕されました。彼らは刑務所の中で囚人と商売をしていました。例えば携帯電話を1月40万ペソで貸すとか。電話代は2万ペソくらいですから、ほとんど全部、利益は自分の手に残りますね。しかし47人と言う数は驚きです。誰かが悪いことを始め、それが仲間に広がったわけですが、なんでも9のグループに分かれていたとか、悪事を調べるシステムがないと言うことになります。ボリッチの政権はひどかったと言う一つの証拠ですね。
彼らの裁判が始まりましたが、犯罪グループが刑務官に声をかけ、自分たちのグループの囚人に色々手を貸すよう指示・依頼していたようです。囚人が収容されている牢屋の変換をさせることもあったらしい。
それから一軒家に強盗グループが入り、中にいた老人を殺しました。しかし何十年も頑張って生きてきて最後にそんな死に方をするなんて・・・
2)その他
山火事が拡大しています。毎週このニュースがチリ中を駆け巡ることになりそうです
H3N2新型風邪が世界的に広がっているとか。チリにもそれが侵入しました。チリは来年3月からワクチンを使用します。
学年末休みが始まりました。新学年は来年の3月からです。これでスクールバスとか通学の自家用車は止まりますから、交通渋滞が少なくなって、大気汚染も減少します。
クリスマス
いよいよ来週になりましたが、チリのほとんど家庭でクリスマスプレゼントを買う必要があり、商店街は買い物客であふれています。いつも問題になっているサンティアゴのメイグ地区も同じで道路に露店が乱立し、買い物客が溢れています。
私の住居の前の広場に区役所公認の露店が並び、催事が連日です。クリスマスコンサートも2回ありました。
以上

 

チリの風 その1177  2025年12月8日ー14日
大統領選挙が今日行われ、その結果は・・・・
週の始めは夏らしい日々でしたが、木曜日から今日まで様子が変わって涼しくなりました。今朝、投票所に向って朝7時半に歩き始めた時、気温は13度でした。
さて大使館に行って旅券更新申請をしてから、年金機構への在留証明書を受け取りました。
また朝7時前の地下鉄に乗って大学病院に行き、そこで静脈血栓症の為の血液検査をしました。ばっちり合格でした。
スポーツは登山とマラソン。丘歩きの後に登山をしました。今月の登山教室の下見に第3展望台に行きました。霧がかかって展望台から街は全く見えません。
山岳公園を出てから歩いていると。すれ違った人が登山をしてたの?聞いてきたので、「展望台まで上がったけど霧で街は見えません」と言うと「東洋人は
ちゃんと目を開けなければね」とバカにされました。もちろん怒らないで冗談を言いました。
マラソンはちゃんと10キロを完走しました。がんばっています。
毎年やっていますが、来年も日本ラテンアメリカ協会の「なるほどトーク」に参加させてもらいます。45分間話す原稿を書き上げそれを頭に入れます。
もちろん今週の最大事項は妻の股関節の手術でした。土曜日の朝7時に入院し9時に手術でした。ばっちり成功しました。もちろん今日もその後の介護を受けています。
そして日曜日は大統領選挙。朝一番に投票所に行きました。投票者はまばらで選挙の熱意は全くありませんでした。投票の後、病院に彼女のお見舞いに行きましたが、家に戻る時、霧雨が降って来ました。
こうして毎日忙しく楽しくすることが沢山あるのが幸せです。
(政治)
1)ボリッチ動向
チリの詩人ガブリエラ・ミストラルがノーベル賞を受領して80年になりました。その記念式に彼は参加してチリの誇りだと彼女を讃えました。
チリ人権委員会がありました。ボリッチは市民の権利を大事にするのは社会の責任だと発言しました。
週末、パタゴニアに行きました。仕事ではありません、選挙の投票です。部下が彼に「ボリッチさん。あなたの現在の住居の近くの学校が投票所になっていますから、そこなら投票所まで歩いて5分の距離ですよ。プンタ・アレナスまで投票に行くのは政府にとって大変な時間・経費の無駄遣いになります」と言えば、ボリッチはその人を解雇するかな?
朝一番で投票を済ませたボリッチはサンティアゴに戻ると夕方に奥さんに付き合って都内の学校の投票所に。もちろんその後、モネダ宮殿に行き、選挙の結果の検討を夜中まで続けることになっています。
週日に誰が選挙に勝っても、その人を月曜日にモネダ宮殿に招待すると彼はコメントしていますから、明日、カストと1対1で話し合うことになります。4年前と全く違う状況ですね。
2)大統領選挙
選挙前の予想通り58対42とカストの圧勝でした。投票の義務制がなければ、多くの人が投票しなかったと思います。投票しないと10万ペソほどの罰金が来ます。
それほど今回は面白くない選挙でした。前回のボリッチ対カストよりひどかったです。
とは言え、まだ8時ころの明るい夜ですが、たくさんの車がクラクションを鳴らし国旗を振って走っています。
1988年の軍事政権継続可否の投票は私の人生で最大の緊張・興奮をもたらしました。その翌年に第1回民主化以降の大統領選挙がありました。
その時期は政治が社会を変えると国民が信じていましたが、今回は全く変わり、かってにやってくれと考えています。誰が大統領になっても同じように進むのでしょうか?カストの政権が始まると、暫くして左翼が、共産党や新左翼が以前のような社会騒乱を起こすと思います。
さてもうカストの政権で誰を大臣に起用するか話題になっています。
彼の政権が始まって最初の90日でボリッチとは違うことを証明するでしょね。国境の警備(出入国の管理)、そして犯罪を少なくする。例えば毎週のように問題になる
メイグ地区はクリスマスが近づくとそこにプレゼントを買いに行く客が増えるので衝突が日常化します。カストは警官の他に軍隊を置いて力で抑えるでしょうね。
IMFの推定では来年のチリのGDPは伸び悩むとなっています。ボリッチの置き土産ですね。それをどうするか、どうしてその数字を少しでも上げることができるか、誰を大臣にするかになりますね。
左翼内でも共産党がリーダーシップを握るのか、以前のように中道左派が中心になるのか揉めそうです。
過去20年間、毎回、左右の政権交代がありました。それが今回も継続したわけです。
サンティアゴの地下鉄は今日は全線、無料で乗ることが出来ました。投票者の移動の援助ですね。
3)国会
火曜日の議事に103人議員が多数登院せず中止になりました。出席したのは48議員。正式に不参加の許可を得ていた人もいますが多数は理由なしに欠席です。罰金16万ペソを払わされます。10月にも同じ状況があったとか。2回連続で不参加の議員の名前を発表すれば、大惨事?になるはずです。そんな議員に投票するなとなるでしょう。
4)外交
第3次世界大戦が起きそうだと言われますが、その時、南米の国の中で戦争の結果に関わらず何とか現状を維持できそうな国が2つあるとされています。
それはウルグアイとチリです。その推定は当たるかな?
アメリカの関税でラテンアメリカ諸国の中で従来は一番低い数字の国がチリでしたが、それが代わり4番目になってしまいました。アルゼンチンより高くなりました、トランプの個人の好みで数字を入れ替えるのですね。その数字が一番ひどいのはブラジルです。
そのトランプはベネスエラとの戦争を考えているようですが、チリ在住のベネスエラ人に彼らの考えを聞いた特集が新聞に掲載されました。それによるとトランプがマドゥロ政権を潰せばベネスエラは良くなると考える人が多いようです。自分が母国を逃げ出した理由があるからでしょうね。
(経済)
1)銅価格と為替
また新記録が続出です。銅の価格は1ポンド5.36ドルまで上がりました。新記録です。このため為替は1ドル917ペソと今年一番のペソ高値です。株式市場は19400ポイントまで上がりました。今、株を買わなければ損ですよとする声が溢れているようです。いつまで続くかその風潮。
アメリカ連銀が米国債を買う作業をまた始めましたが、金融バブルが直ぐ先に見えるようです。それで金相場が上昇していますが、それが銅にも影響でしょうか?
今週、ガソリン価格が少し下がりました。原油価格との関連が良く分かりませんが、政治的な動きでしょうね。
(一般)
1)犯罪
首都圏ニュニョア区で非合法のカジノに区の手が入り差し押さえられました。オーナーは中国人でした。毎週こうして中国人の名が出ます。
この他にアラウカニア州のラウタロで不正カジノに手が入り、205台の機械が没収されました。そこも中国人のオーナーでした。
首都圏で不正ディスコに警察の手が入りました。住民は騒音が治まると大喜びとか。もっと早くからそれをやれば良いと思いますがボリッチも最後に動いているのかな?
医師から自宅療養の指示を受けて仕事を休み、その期間に海外旅行などを楽しんだ不正職員の処罰が問題になっていますが、その自宅療養の指示書の発行が昨年の半分くらいに減っています。もちろんそれを過去に受領した全員が嘘つきではありませんが。この傾向は続きカストが大統領になれば、不正使用は激減するのでは?
2)地震
日本で大きな地震が起きたようですが、チリに津波は来ませんでした。チリも今週、地震が起きています。
全然関係ありませんがサンティアゴで川下りのラフティングが行われました。サンティアゴを横切るようにマポチョ川が流れています。アンデス山脈の雪が、その川の水源ですが、夏でも水は流れています。そこをボートに乗ったグループがラフティングを楽しみました。首都圏知事もテレビカメラの前でスポーツを楽しみましょうと喜んでいました。
雨が少なくなり、気温が上がると山火事が始まります。今週、南部のコンスティシオンで山火事が起き、25ヘクタールが燃えました。
以上

 

チリの風 その1176 2025年12月1日ー7日
2003年の初めからチリの風を書いていますからこの年末で22年目が終わりもうすぐ23年目に入ります。長く続いていますね。当初から書く気持ちはありましたが、それをまとめて発表するのは出来なかったので友人の助けを借りました。今でも同じです。さてこの先いつまで続くかな?
今週のサンティアゴは最高気温30度を超える日が続き夏が近い感じです。ただ週末、少し曇り空・雨になりました。
妻の運転免許書の更新手続きに同行しました。彼女の手術は来週で、今は歩行が困難なので同行です。申請した文書を調べる部門と、血圧・視野などを調べるところと医師の面談の3段階です。どれにも列があって、すべての手続きが終わったのは2時間後でした。そして2日後に新免許証が渡されました。これで次の5年間、彼女は落ち着いて運転できます。先週購入した長椅子が着きました。良かった。
友人の病院訪問ですが、手術した目がほぼ完治しました。来年にもう一つの目の手術になります。
スポーツはいつもの山2・マラソン2でした。
丘歩きと山歩きの他にマラソン2回。ちゃんとそのうち1回は10キロで好調でした。
土曜日のサッカー教室は問題がありました。天気予報でその日の午後は雨が降るとか。それで雨が振りだしたら練習は中止すると言う条件で開始しました。予報は外れて
練習の最後まで雨は降らず、楽しく終了できました。運がありました。
こうしていつものように、忙しく楽しい毎日を送っています。幸せです。
(政治)
1)ボリッチ動向
警察軍の警察学校で行われた警官の就任・退任式に出席して警察官にお祝の言葉を述べました。
首都圏で新幼稚園の開園式に参加して、小さな子供を育てるのが親・社会の責任ですとしました。
そしてチリの経団連の催事に参加して「私はこの4年間、チリの政治・経済の発展に力を入れ、進歩があったのを見守りました」とコメントしました。もちろん評論家からそれと全く違ってチリの進歩はこの4年間見られないとする厳しい意見が出ました。
2)大統領選挙
あと1週間とは思えません。全く盛り上がりません。来週選挙があるように見えません。テレビのニュースでも選挙・選挙と言う感じは無いです。もっとも新聞の週末版は選挙特集が多いですが。
さてハラとカストの討論会がありました。ハラがカストに質問すると、「そのうちそのうち」と回答がありました。ハラはAかBのどちらか質問しているのに、そのうちそのうちでは回答になっていませんとすると会場から拍手が出ました。討論が終わってから、どちらが勝ったと思いますかと質問が出ると、ハラ41%カスト40%でした。引き分けが19%です。もっともそれはどちらに投票するかではありません。次の火曜日にテレビで両者の最終討論会があります。ハラは宣伝活動をしても自分の評価が上がらないが、この討論会でバッチリたたけば少しは差が縮まるのではと考えるでしょうね。
もっとも来週の投票でカストが勝つのは間違いないでしょうが。
駐チリのアメリカ大使がカストと面談し、チリとアメリカの友好を確認しました。
元中銀総裁が「最近の3政権(バチェレット、ピニェラそしてボリッチ)の動きを見れば、左右の政権でもチリ経済が大きく変わることは無いと言うことが確認できる。
今回の選挙で私は白紙かカストに投票したい」としました。カストが抜群だと言うのではないが共産党のハラには入れられないと言うことですね。
(経済)
1)銅価格と為替
銅価格・株式市場価格で今週も新記録が出ました。そんな毎週新記録なんてどこから来るのでしょう。
銅価格はロンドン市場で1ポンド5.28ドルを出しました。為替は1ドル918ペソとペソ高が続いています。株式市場IPSAは10243ポイントまで上がりました。今年に入って市場は52%上昇しましたが、それは1993年以来の高い数字です。この傾向を見てそうか株に投資をすべきなのかと思う人がドンドンでるのですね。私は株は持っていませんが・・・。いつまで好調が続くかな?
2)GDP
10月は2.2%の上昇になりました。そして今年度は2.3%のアップになりそうとか。何とか生き延びていますね。
さてTVNが経営は少し良くなったが赤字継続です。TVNは日本ではNHKです。国が運営しますが、TVNは民間と同じように番組のスペースを販売して各社の宣伝を流します。その他の民間テレビは黒字ですから、経営の仕方に問題があるわけですね。
それから家屋の販売が停滞しているので新築家屋の販売数が過去最大になったとか。作っても売れないのですね。まだまだ増えるかな?
3)物価上昇率IPC
11月の数字は0.3% そして今年の合計は3.7%でした。大きな動きは無いですね。
(一般)
1)犯罪
私服警察PDIの元総督エスピノサが5年の有罪判決を受けました。1.5億ペソの罰金も課せられました。警察のトップがこの刑です。
元ビタクラ区長ララインは不法行為をしたと5年の懲役と4800万ペソの罰金刑を受けました。ビタクラは首都圏の有名な区の一つです。
中国人マフィアがメイグ地区を抑え、麻薬の販売も含め大きな利益を上げているとか。そのグループのトップが逮捕され裁判になりました。その関連で合計18名が逮捕されました。その内16人とほとんど全部が中国人です。メイグ地区は不法の屋台の店の営業が問題になっているところです。
マイプのモールで襲撃事件が起きました。 7人組が首都圏のマイプ地区のモールに銃を持って入り商店の物品を奪いました。死傷者は出ませんでしたが。
高校で学生の暴力事件が頻発ですが、なんでも今年に入ってから25件の事件が幾つかの高校で起きたとか。学校も首都圏知事も、警察も政府もじっと見守るだけで事件を抑える・終焉させる力が無いようです。先生が学生に脅されながら授業をしているとか???学校の敷地は小さいですよね。その中に閉じこもるのは簡単ですが、自由に出入りは出来ませんね。そうしたらどうしてその犯人グループを拘束できないのでしょう。素人の私には不可解です。
国境問題
ペルーは今年に入って犯罪が増え、それが移民に関連しているとし、特にベネスエラ人ですが、移民の入国を厳しく管理するとしました。その不法移民がチリから入ってくるとして、今回の国境問題が起きました。移民出国をちゃんと管理していないとチリを批判しています。ペルーは過去8年で7名の大統領が就任していますから、政権が落ち着いていないのは明白ですね。カストは自分が大統領になればこの問題は即時に解決するとしています。部下をアリカの現場に送って調べさせたとか。
ちょっと前までペルーやボリビアの国境からチリに不法移民が入国していたのですが、大きな変化ですね。
2)不法建設の排除
都内のバルネチア区で不法に建築された30軒の木造家屋が重機で壊されました。私たち家族が住む家を壊すなんてと涙ぐむ人がニュースに出ました。その区長は「まだあと100軒ほど不法建築が残っている。来年は年初からそれに取り組みたい」とコメントしています。
そして隣州にあるサン・アントニオのチリ最大規模の不法建設を削除する期限が来ました。裁判所はその削除を認めましたが、政府がその日時を決定することになります。110ヘクタールの広さで11000人が住んでいます。家屋省関係者が前のピニェラ政権も何もしなかったとコメントしていますが、それは自分たちが4年間問題を放置したことの言い訳にはなりませんね。他人の土地に家を建て、そのうち電線も自分たちで引いて通常生活が送れるようにしたわけですが、政府がそれを見過ごしていた・見逃していたわけです。ボリッチ政権の最後にすっきりさせるかな?それともまた言い訳をして次の政権に任せるか。
3)3連休
明日の月曜日がカトリックの祝日なので3連休になり、42万台の車が首都圏から郊外に出て行ったらしい。そして3連休の最初の日の土曜日に22件の事故が出たとか。今の所、死者はないようです。
(スポーツ)
1)サッカー
今週で国内リーグ戦が終わりました。16チームの参加する1部リーグで30試合が行われ、優勝したのはコキンボ、2位はカトリカでした。人気チームのチリ大学は4位、コロコロは8位でした。来年のリベルタドール杯に1位と2位の2チームが参加します。コキンボとカトリカが優勝を目指して上位に上がれるかな?
以上

 

チリの風 その1176 2025年12月1日ー7日
2003年の初めからチリの風を書いていますからこの年末で22年目が終わりもうすぐ23年目に入ります。長く続いていますね。当初から書く気持ちはありましたが、それをまとめて発表するのは出来なかったので友人の助けを借りました。今でも同じです。さてこの先いつまで続くかな?
今週のサンティアゴは最高気温30度を超える日が続き夏が近い感じです。ただ週末、少し曇り空・雨になりました。
妻の運転免許書の更新手続きに同行しました。彼女の手術は来週で、今は歩行が困難なので同行です。申請した文書を調べる部門と、血圧・視野などを調べるところと医師の面談の3段階です。どれにも列があって、すべての手続きが終わったのは2時間後でした。そして2日後に新免許証が渡されました。これで次の5年間、彼女は落ち着いて運転できます。先週購入した長椅子が着きました。良かった。
友人の病院訪問ですが、手術した目がほぼ完治しました。来年にもう一つの目の手術になります。
スポーツはいつもの山2・マラソン2でした。
丘歩きと山歩きの他にマラソン2回。ちゃんとそのうち1回は10キロで好調でした。
土曜日のサッカー教室は問題がありました。天気予報でその日の午後は雨が降るとか。それで雨が振りだしたら練習は中止すると言う条件で開始しました。予報は外れて
練習の最後まで雨は降らず、楽しく終了できました。運がありました。
こうしていつものように、忙しく楽しい毎日を送っています。幸せです。
(政治)
1)ボリッチ動向
警察軍の警察学校で行われた警官の就任・退任式に出席して警察官にお祝の言葉を述べました。
首都圏で新幼稚園の開園式に参加して、小さな子供を育てるのが親・社会の責任ですとしました。
そしてチリの経団連の催事に参加して「私はこの4年間、チリの政治・経済の発展に力を入れ、進歩があったのを見守りました」とコメントしました。もちろん評論家からそれと全く違ってチリの進歩はこの4年間見られないとする厳しい意見が出ました。
2)大統領選挙
あと1週間とは思えません。全く盛り上がりません。来週選挙があるように見えません。テレビのニュースでも選挙・選挙と言う感じは無いです。もっとも新聞の週末版は選挙特集が多いですが。
さてハラとカストの討論会がありました。ハラがカストに質問すると、「そのうちそのうち」と回答がありました。ハラはAかBのどちらか質問しているのに、そのうちそのうちでは回答になっていませんとすると会場から拍手が出ました。討論が終わってから、どちらが勝ったと思いますかと質問が出ると、ハラ41%カスト40%でした。引き分けが19%です。もっともそれはどちらに投票するかではありません。次の火曜日にテレビで両者の最終討論会があります。ハラは宣伝活動をしても自分の評価が上がらないが、この討論会でバッチリたたけば少しは差が縮まるのではと考えるでしょうね。
もっとも来週の投票でカストが勝つのは間違いないでしょうが。
駐チリのアメリカ大使がカストと面談し、チリとアメリカの友好を確認しました。
元中銀総裁が「最近の3政権(バチェレット、ピニェラそしてボリッチ)の動きを見れば、左右の政権でもチリ経済が大きく変わることは無いと言うことが確認できる。
今回の選挙で私は白紙かカストに投票したい」としました。カストが抜群だと言うのではないが共産党のハラには入れられないと言うことですね。
(経済)
1)銅価格と為替
銅価格・株式市場価格で今週も新記録が出ました。そんな毎週新記録なんてどこから来るのでしょう。
銅価格はロンドン市場で1ポンド5.28ドルを出しました。為替は1ドル918ペソとペソ高が続いています。株式市場IPSAは10243ポイントまで上がりました。今年に入って市場は52%上昇しましたが、それは1993年以来の高い数字です。この傾向を見てそうか株に投資をすべきなのかと思う人がドンドンでるのですね。私は株は持っていませんが・・・。いつまで好調が続くかな?
2)GDP
10月は2.2%の上昇になりました。そして今年度は2.3%のアップになりそうとか。何とか生き延びていますね。
さてTVNが経営は少し良くなったが赤字継続です。TVNは日本ではNHKです。国が運営しますが、TVNは民間と同じように番組のスペースを販売して各社の宣伝を流します。その他の民間テレビは黒字ですから、経営の仕方に問題があるわけですね。
それから家屋の販売が停滞しているので新築家屋の販売数が過去最大になったとか。作っても売れないのですね。まだまだ増えるかな?
3)物価上昇率IPC
11月の数字は0.3% そして今年の合計は3.7%でした。大きな動きは無いですね。
(一般)
1)犯罪
私服警察PDIの元総督エスピノサが5年の有罪判決を受けました。1.5億ペソの罰金も課せられました。警察のトップがこの刑です。
元ビタクラ区長ララインは不法行為をしたと5年の懲役と4800万ペソの罰金刑を受けました。ビタクラは首都圏の有名な区の一つです。
中国人マフィアがメイグ地区を抑え、麻薬の販売も含め大きな利益を上げているとか。そのグループのトップが逮捕され裁判になりました。その関連で合計18名が逮捕されました。その内16人とほとんど全部が中国人です。メイグ地区は不法の屋台の店の営業が問題になっているところです。
マイプのモールで襲撃事件が起きました。 7人組が首都圏のマイプ地区のモールに銃を持って入り商店の物品を奪いました。死傷者は出ませんでしたが。
高校で学生の暴力事件が頻発ですが、なんでも今年に入ってから25件の事件が幾つかの高校で起きたとか。学校も首都圏知事も、警察も政府もじっと見守るだけで事件を抑える・終焉させる力が無いようです。先生が学生に脅されながら授業をしているとか???学校の敷地は小さいですよね。その中に閉じこもるのは簡単ですが、自由に出入りは出来ませんね。そうしたらどうしてその犯人グループを拘束できないのでしょう。素人の私には不可解です。
国境問題
ペルーは今年に入って犯罪が増え、それが移民に関連しているとし、特にベネスエラ人ですが、移民の入国を厳しく管理するとしました。その不法移民がチリから入ってくるとして、今回の国境問題が起きました。移民出国をちゃんと管理していないとチリを批判しています。ペルーは過去8年で7名の大統領が就任していますから、政権が落ち着いていないのは明白ですね。カストは自分が大統領になればこの問題は即時に解決するとしています。部下をアリカの現場に送って調べさせたとか。
ちょっと前までペルーやボリビアの国境からチリに不法移民が入国していたのですが、大きな変化ですね。
2)不法建設の排除
都内のバルネチア区で不法に建築された30軒の木造家屋が重機で壊されました。私たち家族が住む家を壊すなんてと涙ぐむ人がニュースに出ました。その区長は「まだあと100軒ほど不法建築が残っている。来年は年初からそれに取り組みたい」とコメントしています。
そして隣州にあるサン・アントニオのチリ最大規模の不法建設を削除する期限が来ました。裁判所はその削除を認めましたが、政府がその日時を決定することになります。110ヘクタールの広さで11000人が住んでいます。家屋省関係者が前のピニェラ政権も何もしなかったとコメントしていますが、それは自分たちが4年間問題を放置したことの言い訳にはなりませんね。他人の土地に家を建て、そのうち電線も自分たちで引いて通常生活が送れるようにしたわけですが、政府がそれを見過ごしていた・見逃していたわけです。ボリッチ政権の最後にすっきりさせるかな?それともまた言い訳をして次の政権に任せるか。
3)3連休
明日の月曜日がカトリックの祝日なので3連休になり、42万台の車が首都圏から郊外に出て行ったらしい。そして3連休の最初の日の土曜日に22件の事故が出たとか。今の所、死者はないようです。
(スポーツ)
1)サッカー
今週で国内リーグ戦が終わりました。16チームの参加する1部リーグで30試合が行われ、優勝したのはコキンボ、2位はカトリカでした。人気チームのチリ大学は4位、コロコロは8位でした。来年のリベルタドール杯に1位と2位の2チームが参加します。コキンボとカトリカが優勝を目指して上位に上がれるかな?
以上