チリの風 その1187 2026年2月16日ー22日

気候は毎日最高気温が30度を少し超えるサンティアゴです。でも朝晩は気温が下がるのでマラソン練習をする時に外に出ると肌寒いです。

 

今週の最大の話題はガイドの仕事でした。今年初めてのガイドで、日本から来た夫婦をあちこち案内しました。もう10数年やっていますから、緊張することはありません。その夫婦が帰国前にもう一か国に寄った時、現地の日本人ガイドに私のことを話すと、その青年がチリの藤尾さんの知り合いになりたいとしてメールを送って来ました???彼にこのチリの風を送りました。いろんなことがありますね。

 

年金振込

銀行に行って日本の年金を入手しましたが、前回の12月に比べると今月は4%少ない額でした。ペソ高・円安の影響ですね。

 

新しい不動産屋とのコンタクト

と言うことは今までの不動産屋は役に立たなかったと言うことです。前日、妻と二人で住居の大掃除をしてきれいにしましたが、さぁ今回はどうかな?この住居が売れれば南部のフルティジャールに移住する予定です。

スポーツ

何時もの通り山2・マラソン2でした。登山は久しぶりにサン・カルロス山岳公園に行きました、ネットでは入山禁止と週日は閉まっているが週末はオープンと言う二つの違った連絡があったからです。期待して行きましたが、残念ながら植林工事が進んでいないのでまだ入山禁止でした。そのため近くの丘2か所を歩きました。どちらも往復1時間半のコースです。

マラソンは2回のうち1回は10キロを走りました。そのルートで地獄の坂と言われる登り道があります。いつも途中を迂回するのですが、今週は10年ぶりに上まで走り切ってルートに出ました。疲れました。意味は無いけど意地があったわけです。サッカー教室は残念ながら参加希望者数が少なく、中止でした。

妻はかなり良くなってきて、住居の近くを散歩する時、もちろんゆっくりですが、杖を使わないで歩いています。


そしてほとんど毎日、夕方に近くの公園に散歩してオカリナ笛の練習をします。ある日、吹き終わって休んでいると一人の男性が近づいてきて「良い音色ですね。メロディも素晴らしい」と褒めてくれました。(ホンマやで)誰かが聞いているのですね。

 

後期高齢の私がこうして毎日楽しく忙しく生きていけるなんて幸せです。

 

(政治)

1)ボリッチ動向

もうあと2週間ちょっとで任期が終わりますが、それを寂しいとか残念だと彼の事を思う人はあまりいないようです。人気がないですね。

 

イースター島訪問

3日の日程で彼は島に行きました。到着した日に彼を批判するグループが反対デモをしました。まるでサンティアゴみたい。島の村長は「今まですべての大統領は島を訪問し、実情を見て行ったが、ボリッチだけは来なかった。それが任期の終わる直前に来るなんて、何の意味があるんだ」とクレームしたようです。

ボリッチはもちろん何時ものように「私は任期最後の日まで市民の皆さんのために働き続けます」としています。その例ですが、空港の滑走路の手入れ、新幹線道路の建設があります。そして1月末に外された前在ニュージーランド大使パカラチと面談しています。

アメリカにクレーム

彼はまだ島にいましたが、外務大臣が駐チリのアメリカ大使を呼びクレームしました。それはアメリカ政府が交通・通信大臣とその直近2名のビザを取り消すと発表したからです。トランプはチリが中国と進めている南米・アジア間の海底ケーブル計画を嫌っているからとか。ボリッチがモネダ宮殿にいる間に、一つ意地悪してやれと指示を出したのでしょうね。その海底ケーブルの件はカストは認めるのか中止させるのかな?さてその交通・通信大臣は計画はまだ考慮中で、契約が成立したのではないとしています。

教育大臣のカタルドは政府が左翼から右翼に替わっても教育の根源は同じで変化はないだろう。現在の方針を3月からも継続してほしいとしました。

女性保護団体がボリッチに私たちが要求した事項を全く進めなかったと厳しく批判しています。ボリッチは就任した当時、男女同権はいつも言われるが、それを実施するのが私の責任だとしました。しかし4年間の任期中、それに関し目覚ましい変化は無かったわけです。口だけですか?

 

2)カスト動向

就任式に多くの国の首脳を招待するようです。もちろんイタリア首相は時間がないとして来れないでしょうが。アメリカからはマルコ・ルビオをリーダーとするグループが来そうです。

しかしトランプはマイアミで諸国首脳を呼んでアメリカ会議を実施します。それにカストが参加します。その日は3月7日でまだカストは大統領に就任していません。そんなこと出来るの?と言われそうですが、トランプにすればボリッチなど呼ぶつもりはないでしょうね。

所でカスト政権の大臣とその直近の人事に関し、少し動きがあるようです。

 

(経済)

1)銅価格と為替

銅価格は1ポンド5.78ドルとそこそこ。為替は1ドル867ペソとそこそことあまり動きは無いです。株式市場は10847ポイントと最高時から5%ほど落ちています。

 

ところで昨年の実績が大きな赤字になったことから共和党は現行の財務大臣を憲法裁判にかけると憤っています。このボリッチ時代の赤字継続を、彼の無能と見るのかどうか将来の問題になりそうです。もちろん大統領より財務大臣の責任でしょうが。収入が計画より少なかった、または支出が予定より多かったですね。

 

(一般)

1)交通事故

ガスを運んでいたトラックが高速道路で横転して衝突事故が起き、そのガスに引火して大規模な火災になりました。なんと消化するまで8時間もかかりました。そのトラックの運転手を含め4名が死亡、10数名が負傷です。そのほとんどは危篤状態とか。その他に行方不明者も出ています。高速道路を走っていて火の中に入ってしまったのですね。

これらの数字は事故のあった木曜日ですが、今日は死者9名、負傷者12名になっています。死者数はまだ上がりそうです。死亡者の身体は90%以上も火傷しているとか。近くにあった駐車場にも火が移り、50台以上の車が全焼しました。

ところで今日からバスや地下鉄など都内の交通費用が25ペソ上がりました。この4年間で6回目の値上げです。地下鉄は時間帯によって運賃が違いますが、最も高いのは895ペソです。

2)空の交通

今年1月の国際線の乗客は1.3百万人で過去最大になりました。しかし国内線は7か月連続で乗客数が減少しています。昨年600万人の外人観光客がチリを訪問しましたが、それは前年対比15%アップでした。確かに旅行はかなり正常化していますね。

3)ビーニャ音楽祭

チリで最大の音楽祭が今週日曜日からビーニャ・デル・マルで始まりました。6日間、大勢の観客を集めて実施されます。今日は超満員の観衆でした。翌朝の2時・3時まで続きますが、多くの人が眠いのを我慢してテレビの前で見ています。昔は私も好きなバンドが来るとそうしましたが、今はそこそこです。

4)山火事

3件の火事が継続中です。今回の火事で(昨年末から今年)3897か所が火事になり70612ヘクタールが燃焼しました。一番ひどいのが件数ではラ・アラウカニア州で735件、広さでは南部のビオビオ州で31080ヘクタールが燃えました。ただ燃焼面積を前年度と比較すると19%も少ないとか。まだましなのですね。

5)犯罪

文化関係の組織プロ・クルツラに関し検察に問題が出ています。検察の申請が裁判所に認められないようで、犯罪があるのかないのか審査が進んでいません。都知事がそれにどのように関連しているかも問題になっています。

それから最高裁判所の裁判官ビバンコが不正罪で裁判中ですが、もう1か月も刑務所に収容されています。裁判官が刑務所なんて、どんな気持ちかな?

 

(スポーツ)

1)サッカー

1部リーグ戦は4試合目が終わりました。人気3チームはコロコロ(2位)勝利・チリ大学(12位)引き分け・カトリカ(5位)勝利でした。今の段階で首位はワチパトです。

2)冬季オリンピック

オリンピックが終幕しましたが、チリは残念ながらメダルはゼロでした。日本の活躍は目覚ましいものがありましたね。

 

以上