チリの風 その1188 2026年2月23日ー3月1日

天候ですが、連日、最高気温が30度を超えるサンティアゴです。過去10年で今年は最も暑い2月になりそうとか。

 

誕生日パーティ

妻の誕生日のお祝いを友人を招待して実施。誕生日は12月だったのですが、手術があったので実施するのが遅れました。手術の経過は順調で、皆の前で健康回復を披露しました。参加者は15名だったので食事の用意は大変で、プロを一人雇って手伝ってもらいました。ほぼ全員がアルコールを楽しみました。飲んだり食ったりで盛り上がりました。数時間のパーティでしたが、全員に喜ばれました。

 

病院

静脈血栓症の血液検査をするためチリ大病院に行きました。長い列を避けるため朝7時前の地下鉄に乗りました。検査の結果で薬の効用はバッチリでした。そして先日の6種類の血液検査の結果を見せると、私の健康状態はかなり良いことが確認されました。

 

スポーツ

いつもの山2・マラソン2でした。東部の近くの丘から下の街を見ると中央部もその先の西部もはっきり見えます。まだバケーションなので車の運行が少ないからでしょう。3月になれば薄暗いスモッグが街を覆うはずです。登山は先日と同じ、隣のラモン山岳公園で5時間ほど歩きました。まだ歩ける。マラソンは10キロは1回でしたが、今年のベストの2分遅れでした。そこそこです。

 

それから毎年、あちこちで講演していますが、今年も2か所から頼まれ、先ずカマラの4月月例会の後に講演します。原稿は完成したので、それをパソコンで見ながら一人で45分間ブツブツ練習しています。

 

今週も忙しく幸せな毎日でした。

 

(政治)

1)ボリッチ動向

マウレ州を訪問しリカンテン病院の建設開始などを祝いました。それから新学年が来週から始まりますが、それを祝うのにフアン・フェルナンデス島(ロビンソン・クルソー島)に行くそうです。本土から670キロも距離があります。往きは36時間の船旅、戻りは飛行機とか。確かに「任期最後の日まで領土を廻り国民の幸せのために働く」と言う姿勢ですね。先日、イースター島に行き、今回はフアン・フェルナンデス島と続け、仕事をしているのかバケーションなのかと言われそうです。

ところで中国との海洋ケーブルの問題はかなり複雑です。政府が嘘をついている・知らないふりをしているのかもしれません。中国と正式に同意していた可能性もあるようです。かなり以前からアメリカ政府にこれに関して注意するよう警告を受けていたらしい。

もちろん、中国との契約をアメリカ政府の承認を受ける必要があるのは不可解です。ボリッチはこの計画を取り消す姿勢の様ですが、チリ共産党は中国との重要な合同事業を安易に取り消すのはチリのためにならないとクレームしています。来週、ボリッチはこの件でカストと面会するらしい。

そして外交で言えば、今週イスラエル軍がパレスティナ人の子供を殺した件に関し、ボリッチはイスラエルに人権を尊重するよう要請しました。そしてアメリカのイラン攻撃も批判しました。テレビのニュースでアメリカのイラン攻撃の話が溢れていますが、その影響でチリのガソリン価格はどうなるか心配されています。

トランプのやりたい放題を黙って見守るのは正しいと思いませんから、ボリッチが毎回、こうしてアメリカ批判をするのは価値がありますね。カストはそれはしないでしょうが。

 

2)  バケダーノ将軍の銅像が以前のイタリア広場に置かれました。

2021年の社会騒乱の時、その広場に何十万人ものデモ隊が集まり、いたずらにその銅像に落書きする・壊そうとしたわけです。ボリッチ政権が始まる前年の事です。それを防ぐため軍隊は銅像を引き上げ軍隊の敷地に保管していました。つまり社会の正常化が戻って来ました。

アルゼンチンで政府の方針に同意しない労働組合がストをしていますが、飛行場が一時閉鎖になったようです。ではチリも3月11日以降また左翼の暴力デモが街にあふれるのかな?

それからモンテス建設大臣がコメントしています。「私は任期中、全力を挙げて火災など事故の被災者の住宅建設に当たった。それは計画したものとほぼ同じだった」しかし不思議なのは被災者側が、「政府は約束を守らなかった。私たちを放置したままだ」としています。それからその費用が政府の赤字の中心だとも言われます。その大臣に大きな責任があるのでしょうか。

3)カスト動向

彼は各省の大臣・高官を発表し、その集結を図っています。内務省次官はカストの就任する二日前にモネダ宮殿に入り勤務を始める由。それは今までの習慣とか。

それより目立つのは3月11日からカスト夫妻はモネダ宮殿で生活をする(寝泊り)そうです。彼らにとって毎日はどんな一日になるのかな?各国の首脳に3月11日の就任式に参加するよう呼び掛けています。ラテンアメリカの主な国からの出席はありそうです。スペイン国王も出席するとか。

 

(経済)

1)銅価格と為替

銅価格は1ポンド6.1ドルとかなり上がって来ました。為替は1ドル861ペソと安定しています。株式市場は10888ポイントとそこそこです。

失業率は11月―1月の数字は8.3%で前回の8%から少し悪くなりました。

GDPも1月はあまり良くないと予想されています。

 

(一般)

1)交通事故

先週に起きたトラック延焼の交通事故で当初の死者は4名。それが先週末に9名になり現在は12名になりました。通常の高速道路を走っていて、それは火に包まれたのですね。週末の新聞にその12名の特集記事が出ました。仕事場に向ってオートバイで走っていたとか、夜勤を終え帰宅中の人とか・・不運ですね。それが日曜日には死者数13名となりました。

2)犯罪

刑務所から2名の囚人が刑務所員の制服を着て堂々と脱走しました。走って逃げたのではなく、普通に歩いて外に出ました。最近、そんなニュースが連続ですが、どこかのグループが誰かを買収しているのでしょう。そして事件のある時、それを見逃しているわけです。

新聞にどうして対策が発表・実行されないのかと書かれていますが、ボリッチはアチコチ訪問するのに忙しいから指示が出せないのでしょうか?

3)スーパー月曜日

明日は夏のバケーションが終わって、生活が通常化する最初の日です。なんでも首都圏に40万台の車が戻ってくるらしい。交通機関もフル操業になり、地下鉄は25%ほど、電車の運行数を増やすとか。バスもフル運行になります。それでも39か所あるとされる問題交差点で交通渋滞が起きそうとか。死傷者が出ないのを祈ります。

4)インフルエンサ

今月から各地の診療所などでワクチンの接種が始まります。まだ病気が氾濫していると言う雰囲気は無いですが。

5)人口削減

チリの現状ですが、女性一人が持つ子供の数は0.92人です。そのため2028年には死亡者数が出生者数を上回り、人口が減少すると見られています。世界の多くの国で起きている現象ですね。

 

(スポーツ)

1)サッカー

国内リーグ戦ですが、最も人気のあるコロコロとチリ大学が対戦しました。コロコロのホームで試合がありましたが、42000人が駆け付けました。今までのリーグ戦の上位のコロコロが勝つと予想されていましたが、下位のチリ大学が勝利を収め大騒ぎです。試合前に集まっていたコロコロファンにチリ大学ファンが発砲し、死傷者が出ました。悲しい現実です。カトリカは勝ちました。

この結果、首位はリマチェです。人気3チームはコロコロ5位、チリ大学10位、カトリカ2位でした。

 

以上